パート・アルバイトの定義

経営者から見たとき、パートやアルバイトを活用することで人件費を抑えることができます。時間給により決まった時間のみの給与支払いで済むためです。しかし、昨今はパートやアルバイトを保護する改定が多いこともあり、以前の基準のまま単純に考えることは難しくなってきています。そのときの法律に従って従業員にとっても、会社にとっても良い雇用方法を見極める必要があります。

パート・アルバイトの労働時間については、基本的に正社員との違いはありません。1日8時間、週40時間までと決められています。休憩時間も正社員同様、労働時間が6時間を超える場合には45分以上、労働時間が8時間を超える場合には1時間以上を勤務時間の途中に与える必要があります。また、休憩時間は分割して与えることも可能です。

休日も正社員と同様です。1週間に1日、または4週間に4日の休日が必要です。
健康診断については、所定労働時間が正社員の3/4以上で契約期間が1年以上の場合は健康診断を受ける対象となります。健康診断は勤務時間中に受けるのが一般的です。その場合、その時間についても賃金が支払われます。