社員を採用する前に、社員の労働条件を決めておく必要があります。労働基準法を確認し社員の労働条件の基準を決めます。
「労働条件通知書」を作成し、給与体系、労働時間、労働条件などを明記します。契約期間、就業する場所、行う業務の内容、定時として定める業務開始時間と業務終了時間、休憩時間、休日(週休何日など)、所定労働時間を超える業務の有無、賃金の額、支払方法とその時期、退職に関して・・・などを記述しておきます。
会社は「労働者名簿」を作成し社員の氏名、生年月日、など厚生労働省で定める項目を記入します。「労働者名簿」は社員の情報が更新されたら随時更新を行うようにしましょう。
会社は「賃金台帳」を都度作成し、社員に支払った給与を台帳として記述、保管しておく必要があります。給料の支給は社員にとって最大の関心事です。記入漏れなどないよう細心の注意を払って作成しましょう。
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