給与の計算には、最低限出勤簿またはタイムカードなどの、従業員の出勤、退勤、欠勤、遅刻、早退、残業がわかる資料が必要になります。通常はこれらを日々書き留めていく、またはコンピュータなどを使用して自動的に記録されていく仕組みを採用しているところが増えてきています。今後、まだ規模が小さな会社であってもどんどん自動化が進んでいくでしょう。
本来この出勤簿にはそれぞれに各従業員の捺印が必要ですが、最近では電子化されたタイムカードでも出勤簿として認められるようになっています。電子化されたタイムカードなどを利用して出勤・退勤・労働時間数などを集計して、通常は月の勤務状態を記録していくことができます。
また、遅刻や残業であることがわかる資料も用意します。社員ごとに勤務時間帯が異なる場合も多いと思われますが、その社員の勤務体系が明記された資料も整えておきます。
税金を計算する上で、各社員が前年に受け取った給与の状態も把握する必要があります。前年の年収や月の平均賃金がわかる資料も先に用意しておきます。
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