3月は退職者が多く出る月といえます。退職金を退職者に支払う義務を会社はおっていませんが、基本的には退職金を支払います。
退職金の計算方法は、その会社の就業規則によることになるので、退職する各社員に合った規則を当てて計算しましょう。
退職時に支払われる「退職所得」は、「退職所得の受給に関する申告書」を退職金の受け取る前日までに会社に提出しておきます。退職者にとってこの控除を受けられない場合、退職金に対して20%の所得税が課せられてしまうためよく注意して処理してください。
退職金から控除した所得税の納付は、通常の給与の納付と同様、翌月10日までに会社の所在地管轄の税務署に納付書と一緒に納付します。
退職金から控除した住民税の納付も、翌月10日までにその社員の1月1日現在の住所の管轄の市区町村に納入申告書と一緒に納付します。
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