11月は年末調整の事前準備をしておく期間です。年末調整で、これまで毎月納付してきた所得税と、実際の額の調整を行います。
年末調整のために必要な書類は、下記の通りです。
給与所得者の不要控除等(異動)申告書1212月までの1年間で変更がある場合もあるので、11月に社員へ配布して最新の状態で提出してもらいます。
配偶者特別控除、生命保険料や地震保険料の控除を受けるときにこの申告書を使用します。
各保険料の控除を受ける場合には、保険会社などから送られてくる証明書を添付する必要があります。
住宅ローンを利用している場合には、この申告書に所定事項を記入して、金融機関が発行した「住宅取得資金にかかわる借入金の年末残高証明書」と一緒に会社に提出します(1年目は確定申告にて申告、2年目からは税務署から申告書が送られてきます)。
前年に途中で転職してきた社員は、前職の源泉徴収票を前職の会社から取得して集計します。
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